福利厚生賃貸を導入いただきました「レイスバックオフィス株式会社 堤 寛夫様」に、インタビューいたしました。
(広報):堤さん、本日はインタビューのお時間をいただきありがとうございます。早速ですが、まずは堤さんのこれまでのご経歴についてご紹介いただけますでしょうか?
- (堤代表):私は1982年、東京に生まれ、中学では数学研究会という、プログラミングをしてゲームを自作する同好会に所属していました。当時はプログラミングという言葉すらあまり知られておらず、そもそもパソコンが置いてある中学校も珍しかったのではないかと思いますが、そのころからプログラミングを学び、高校時代には5つのプログラミング言語でコードがかけるくらいになりました。
(広報)では、大学も理系に進学したのですか?
- (堤代表):いえ、高校2年生ぐらいから事業や会社経営に興味を持ち、経済学部に進学しました。大学では統計学とゲーム理論を専攻し、日経新聞を見ながら日々考察に挑んでいました。
その傍ら、アルバイトとしてコールセンターで働いていたのですが、些細なことから社員のサポートをすることになり、データ入力を任されていました。
(広報):パソコンで作業するのは余裕だったのではないですか?
- (堤代表):そうですね。アルバイトなのに入力が早く、かつ正確だったため、かなり驚かれました。そうしているうちに色々なことを任せていただくことになり、その中にデータの加工や集計の作業がありました。分量も多かったので、「それならばプログラムを組んでしまおう」と思い、センター中のデータ加工や集計業務を一手に担うようになりました。
(広報):アルバイト時代からそんな高度な作業をすることになったのですね。
- (堤代表):そうなのです。いつしか仕事の目的が、「お小遣い稼ぎ」から、「誰かに貢献すること」に変わり、それを楽しむようになっていきました。そして、様々な部署の社員と仕事をして、社内のデータを集計しているうちに、今まで見えなかったものが見えるようになりました。例えば、どのセグメントに対して、どのオペレーターさんを配置すればよいか、どの時間帯に誰を配置すれば良いか等、今では当たり前のことではありますが、20年前の時代からこのようなことを提案し、実行していました。
(広報):そのままアルバイト先に就職したのですか?
- (堤代表):はい。実は、こういった経験があったため、就活は自信満々で外資系コンサルティング会社を志望したのですが、全て落ちてしまいました。そのときに、アルバイト先の社長から「マーケティングに関するコンサルティング部門に挑戦してみないか」とお声がけいただき、正社員として入社することにしました。大学4年間の経験があったことから、新卒一年目から、各地のBPOセンターをまわって開業支援や運営改善支援を行い、様々な経験をさせてもらいました。そんなある日、社会人二年目の夏に当社と出会いました。規模こそ今の何十分の1、従業員もまだ100名程度の時ですが、グループの代表からの「エクセレントカンパニーを創らないか?」という言葉が強烈に胸に刺さり、移籍することを決断しました。その翌年、リーマンショックがあり、大きな苦労も経験しましたが、国内で初めての”経営顧問マッチングサービス”「顧問名鑑」という事業を立ち上げ、3年後に法人化するタイミングで代表に就任しました。
(広報):ありがとうございます。今後の展望を教えていただけますか?
- (堤代表):まず「顧客の未来創造に貢献する」という経営方針が我々にはありまして、「経営者の方々に経営課題解決ソリューションを提供することで、より多くのクライアントの成長・発展に貢献したい」と考えています。そのため、人・モノ・金・情報という経営の四大資源それぞれに直接的に影響を及ぼせる事業を、これからも次々に立ち上げたいと思っています。また、経営者にとって、あらゆる方面から貢献できる、なくてはならない存在であると同時に、各事業会社に属するメンバー一人ひとりのキャリアの可能性を大きく拡げられる、チャンスに溢れたグループ企業を目指して邁進しています。
(広報):御社のメンバーには素敵な方が多いと勝手に思っておりますが、組織創りにおいて心がけていることはありますか?
- (堤代表):大前提として、理想の組織創りについて社員一人一人が考え、お互いに切磋琢磨して成長していこうと常日頃から語り合っていますし、このような考え方や価値観に共感、共鳴したメンバーたちが続々と参画してくれています。当社は三千人近いグループですが、人事部はありません。なぜかというと、今申し上げたように、社員それぞれが人事のつもりで、理想の組織創りをしようと考えているからです。採用活動をタスクではなく、自分たちにとっての同志・仲間集めと捉えています。そのため、採用においても「見極めよう」とは思っておらず、自分たちがどういう思いかを伝えて、そして相手にもどのような考えかを話してもらい、お互いに価値観が合致するかどうか、惹かれ合うかどうかを確認しているのです。
(広報):ありがとうございます。では、今回シャトクの導入に至った背景をお伺いできますか?
- (堤代表):はい、当社は「人生にロマンを、日本にロマンを」という言葉をスローガンとして掲げています。「働く」ということと「生きる」ということが、本来別々に語られるものではなく、高次元に融合していることが大事だと思っています。世間では”ワークライフバランス”という言葉をよく目にしますが、私は”ワークライフインテグレーション”だと思っています。結局のところ、生活の充実とは、ある程度、経済力に左右されますよね。この経済力には、受け取ることができる報酬額に加えて、福利厚生も重要だと思っています。そのため、我々は社員の「人生のロマンの追求」という非常に大きなテーマの中で、例えば、家族旅行支援制度(家族旅行の費用を会社が負担する)があったり、三ヶ月に一度、三連休や四連休を全社員で取ることによって、後ろめたさを感じずに長い連休を取ることができるような制度があったり、他社にはないような取り組みがいくつもあります。もちろん全ての制度が全員に適用されるというわけではありませんが、相応の業績や心得を満たすことによって、このような制度を活用できます。「全ての社員に、物心ともに豊かになってほしい」という考えがあり、福利厚生を充実させてきたと自負しています。また、当社の約7割は全国転勤型の雇用形態であり、転勤に伴う引っ越しが発生する機会もあります。まだ金銭的に不安がある若手メンバーのためにも仕組みとしてフリーキャッシュを増やしてあげたいと考えました。前提として、報酬をできる限り引き上げたいと思うものの、一律で引き上げるには限度があります。そもそも報酬を上げたとしても、昨今は物価高騰も激しいため、自由に使えるお金が増えた実感はなかなか得にくい世の中だと思います。このたび、シャトクさんを導入することで自由に使えるお金が増えます。そのお金を原資にして投資をするという選択があっても良いでしょうし、自己投資に使う、親孝行に使うなど、有効活用してもらいたいと考えています。社員の選択肢が増えることこそ、豊かさの一つだと思い、導入を決めました。
(広報):これまでシャトクについてご存知でしたか?
- (堤代表):いえ、知りませんでした。ご紹介をいただき、「このような方法があるならば検討してみよう」というところから話がスタートしました。
(広報):導入の決め手となったのはどういう部分でしたか?
- (堤代表):シャトクさんの仕組みを、自社単独で構築し実行しようとしても、かなり難度が高いと感じました。準備の手間も相当掛かることが予想されました。ただ、シャトクさんに依頼するのであれば、手を動かすのはシャトクさんであること、また法律的観点も整備されており、コンプライアンス領域においても問題がなく、安心してお任せできるなと判断しました。
(広報):福利厚生としてこんなものがあったらいいなみたいなものはありますか?
- (堤代表):「自由なお金をいかにして増やすか」という、金融のリテラシーを高めていくことは必要だなと感じています。本来は自分で勉強をすべきことではありますが、社員の人生の豊かさに繋がることは積極的に提供したいと思っています。
(広報):ありがとうございました。
社会保険制度や税制については、本記事作成時点での内容を参考に作成しております。各社会保険制度や税制などの詳細や正確な情報につきましては、専門家や専門窓口にお問い合わせいただき、ご自身でご確認いただきますようお願いいたします。こちらの内容について、当社が当該内容について助言・提案等を行うものではなく、正確性を保証するものではありません。